ブログのURLを決めたいけどどんなのがいいの?
ドメイン名が決められないからブログ開設が先に進まない。
URL(ドメイン名)は一度決めてしてしまうと変更ができません。
「新しいブログを立ち上げデータを移動する」と違うURLにすることはできますが失敗するとそれまで積み上げてきたものが消えてしまうことも…。
ここではURL(ドメイン名)の決め方のコツ、避けるべきこと、よくある疑問や先人たちの後悔を紹介します。
この記事を読めば「もっと他のURL(ドメイン名)にしておけばよかった…。」という後悔をしないで済むはずです。
自分に合ったドメイン名を見つけて気持ちよくブログのスタートを切りましょう。
URLとは?ドメイン名との違い
まずは「URL(ドメイン名)ってなに?」という方のために簡単に説明します。
上記の「attractivetune.com」の部分が「ドメイン名」です。「attractivetune」の部分は早い者勝ちで好きな文字列にすることができます。
「.com」の部分はTLD(トップレベルドメイン)と呼ばれたくさんの種類があります。
ちなみに「パーマリンク」はブログでは記事ごとに設定します。ドメイン名を決めるにあたりパーマリンクは関係ないので詳細の説明については省きます。
URL(ドメイン名)のルール
URL(ドメイン名)を決める際に知っておきたいルールはこちらです。
- 3文字以上、63文字以内
- 半角英数字「A~Z」
- 数字「0~9」
- 記号は「-(ハイフン)」のみ
上記のルールに従いドメイン名を決めていきましょう。
トップレベルドメインの種類
トップレベルドメインとは「.com」や「.co.jp」などドメインの末尾に付く部分のことです。
なんと1000種類以上あります。
ユーザーによっては見慣れないトップレベルドメインをあやしいと感じる人もいるため有名どころから選ぶのが無難です。
おすすめを5つ紹介します。
おすすめのトップレベルドメイン5選
おすすめのトップレベルドメイン(カッコ内は由来)はこちらです。
- .com(commerce:商業)
- .net(network:ネットワーク)
- .info(infomation:情報)
- .org(organization:団体)
- .jp(japan:日本)
一番おすすめは「.com」です。「.jp」も良いですが少し維持費が高くなります。
カッコ内に由来を書きましたが、自分のブログと目的が違っても全然問題ありません。
個人ブログだから「.org」はダメとかないのでご安心を!
ドメインは早い者勝ちです。「.com」では取れないけど「.net」なら取れることもあるのでチャレンジしてみましょう。
希望のドメインをとるために「見たこともないトップレベルドメイン」にするとあやしいサイトだと思われる可能性もあるため避けた方が無難です。
ドメイン名はSEOに影響しない
ドメイン名決める際に「SEOに強いドメイン名にしたい!」と考える人がいますが、ドメイン名を工夫してもSEO的に優遇されることはありません。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、しっかりと対策することで検索結果に上位表示され多くの人に記事を見てもらうことができます。
つまり「良いドメインだから優先的に上位に表示します!」なんてことはありません。
しかし、適切なドメイン名を選ぶことで間接的に次のような良いことがある場合があります。
- 覚えやすいため直接検索しやすい
- ドメインを見ただけで内容を察せる
これらは「ブログ名」を決める際にも意識したいポイントです。覚えやすいに越したことはないです。
直接検索はSEO的にも高い評価を得られるので「難しくて長い」ものは避けましょう。
URL(ドメイン名)の決め方のコツ
ドメイン名を決める際には、シンプル(短い)かつわかりやすいを意識しましょう。
例えば「twitter.com」のようなシンプルな文字列が理想的です。
「妻と一緒に世界中を旅する様子をブログに書いていきたい」をそのまま「travel-around-the-world-with-my-wife.com」にすると長すぎます。
このシンプル(短い)かつわかりやすいの2つのポイントを前提としてこちらの方法でドメイン名を決めていきましょう。
ドメイン名を決めるコツ
- ブログ名と同じにする
- 運営者名と同じにする
- ブログで扱う内容を入れる
- 【おすすめ】母音を抜いて少し外す
それぞれ詳しく説明します。
ブログ名と同じドメイン名にする
まず「ブログ名」を決め「ブログ名をローマ字に変換してドメイン名にする」方法です。見た目にも統一感があり素敵です。
ブロガーの中でも最もポピュラーなドメイン名の付け方です。一番先にこれをイメージする人も多いと思います。
注意点としては「ブログを始めてからブログ名を変えたくなる」ことが多いことです。
「書きたいことが定まっていないからとりあえず雑記ブログで」と思っている人は要注意です。
特化ブログに移行しようとするときブログ名を変えたくなることがあるからです。
僕もブログ名を何度も変えています!
やっぱりブログ名=ドメイン名はかっこいい!
運営者名と同じドメイン名にする
ドメイン名を「自分の名前」や「ブログ運営者の名前」にするものありです。
特に「これだ!」というブログ名が決まっていない場合はおすすめです。
例えば、ハンドルネームが「たか」の場合は、「taka.com」といったドメイン名です。
本名で運営するなら「高井良夫」ならドメイン名は「takai-yoshio.com」となります。
運営者名と同じにすることのメリットはブログ名に左右されないことです。
ブログ名を変えることはあってもハンドルネームを変たくなることは少ないので、迷って決められない人におすすめです。
ドメイン名にブログで扱う内容を入れる
「こんな内容でブログを作りたい」というものが決まっている人は、ドメイン名に扱う内容を入れましょう。
車に関するブログなら「car」、料理ブログなら「cook」などです。
難しい英単語になってしまう場合は無理に入れなくてもOKです。
例えば、冷蔵庫ブログの人が「refrigerator」を入れてしまうと、単語の意味が分かる人も少ないですし「スペルミス」でアクセスできない可能性もあります。
簡単で誰でもわかる英単語を選びましょう。
【おすすめ】母音を抜いて少し外す
英単語の中の母音(a i u e o)を抜くことで取得できることもあります。
例えば「takablog.com」でダメでも「takablg.com」(blogの「o」を抜く)なら取得できることもあります。(実体験)
母音を抜く位置を変えれば「takblog」「tkblog」「tkblg」などバリエーションが豊富です。
見た目の違和感も少ないですし取得できる可能性が比較的高めなのでおすすめです!
よりシンプルにもなります!
ドメイン名が決められないときはハンドルネームにするのがおすすめ!
迷って全然決められない人は「自分の名前(ハンドルネーム)」をドメイン名にしましょう!
ブログ名に関係なくドメイン名を決められるからです。
僕の場合、ハンドルネームは「たか」なので「taka.com」のような感じ。
ハンドルネームの付け方はSNS(特にTwitter)からの集客も意識した「ひらがな2~5文字」がおすすめです。
名前はどうしたらいいかなと迷っている人は「ブログ運営は本名?匿名?」の記事を参考にしてください。
稼ぐためにブログを始めるなら、ほどほどでドメインを決めて収益に向け記事を書くのが大事!
ドメイン名を決める際の注意
ドメイン名を決める際には次の2点に注意しましょう。
Googleが公表している避けるべきこと
「GoogleDomains」では避けるべきこととして次のことを挙げています。
GoogleDomains 最適なドメイン名の決め方より引用
- 数字やダッシュ(-)を含む
- おかしな綴り(つづり)や別の綴りができる単語
- 誤った綴り
- 他の企業のブランド名や企業名
上記のうち「-(ダッシュ)」はよく使われてますし、数百万稼いでいるドメインの人もいるので使用しても問題ないかと思います。
ですが念のため「-(ダッシュ)」使用する場合は極力少なくしましょう。
取得後の変更はできません!確認は念入りに!
有名な名称と近いドメイン名は避ける
「有名な名称」を少し変えて取得することは避けましょう。
例えば、twitterに似せて「twittor.com」,「the-twitter.com」にしたり、「yahoo」を「yah00」にしたりです。
最近はスパムの被害防止のためにこんなポップアップが表示されます。
内容は健全でもドメイン名だけで完全に損することになるので絶対にやめましょう!
ドメイン名は短くて覚えやすくする
ドメイン名は、なるべく短くするようにしましょう。
短いドメイン名はユーザーに覚えてもらいやすく、直接URLを入力してアクセスする可能性も高まります。
短くて覚えやすいドメイン名は、ブログの訪問者にとっても、ブログ運営者にとっても有利です。
一般的に、ドメイン名は3文字以上、63文字以下が望ましいとされていますが、短ければ短いほど良いです。
日本語URLの使用は避ける
日本語URLの使用は避けるましょう。
日本語URLは、表示環境によっては文字化けしてしまうことがあり、これはユーザーにとって不便ですし怪しい印象を与える可能性もあります。
日本語URLを使用する代わりに、英語や簡単な単語を使ったURLを選ぶことが一般的です。
日本語URLでも上位表示されている場合もあるので、を使用する場合は、その影響を十分に理解してから設定しましょう。
コスパ最高のドメイン取得方法
取得方法は「レンタルサーバーとセット」と「ドメイン取得サービス」の2種類ありますが、おすすめは「レンタルサーバーとセット」です!
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「ドメイン取得サービス」で契約すると初期費用や更新費用が掛かったり、ブログ開設時の手間が増えるので初心者にはおすすめしません。
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ドメイン名でよくある後悔
ドメイン名は変更ができないため後悔する人もいます。理由はこちら。
- ブログ名が変わってしまった
- 複雑で長くしてしまった
- 欲しかったドメインが取られた
- インパクト重視で決めてしまった
毎日多くの人がドメインを取得しています。今日調べてみて取得できそうでも時間が経つと取れなくなっていることもあるので、「心に決めたドメイン名」があるなら早めに取得しましょう。
インパクト重視の例は「yume-zettai-kanaeru.com」のようなドメイン名です。気持ちを込めるのは大切ですが冷静になって恥ずかしくなる場合もあります。特にSNS運用も並行して考えている場合は自分のドメイン名が人目に付くことが多くなるので注意しましょう。
ドメイン変更する場合は新規で取り直す
どうしても今のドメイン名に納得がいかないときには「ドメインを取り直してサイトを引っ越しする」方法があります。
下記の流れでドメインの変更ができます。
- 新規ドメインの取得
- そのドメインで新たにWordPressを立ち上げる
- 旧ドメインのデータを新規ドメインのWordPressに移転する
- リダイレクトを設定する
リダイレクト設定がうまくいかないと被リンクが無効になってしまいドメインパワーが弱くなってしまう可能性もあるため注意しましょう。
「被リンク」は自分以外のドメインからもらうリンクのことです。多いほど「ドメインパワー」が強くなり上位表示されやすいとされています。
リスクがあるため、できれば変更しない方が安全です。
絶対変えたい!といった場合にしっかりバックアップを取ってから慎重に行いましょう。
ドメイン名を決めるときよくある質問
ブログ名とドメイン名は違ったらダメ?
ブログ名とドメイン名が違っても問題はありません。
アクセスを多く集めている有名なサイトでも「ブログ名とドメイン名が違う」場合もあるのでSEO的に良くないということもありません。
ただ、人によって「どうしてもドメイン名とブログ名を統一したい」となっても少し面倒ですが手はあります。ドメイン変更する場合は新規で取り直すことになりますが、ドメイン名とブログ名を統一することも可能です。
ドメイン名はなんでもいい?
ほかの人の迷惑にならない範囲なら基本的に「なんでもいい」と言えます。
迷惑になるとは、ブランド名や会社名、商品名を使用することです。最悪の場合訴えられてしまう可能性もあるため注意しましょう。
まとめ悩み過ぎずURL(ドメイン)を決めよう
「ドメインは後から変えられない」と言ってもそれだけで1週間も悩んでいたら稼げるのがどんどん先延ばしになります。
紹介した4つのコツを参考にして思い切って決めちゃいましょう。
ドメイン名を決めるコツ
- ブログ名と同じにする
- 運営者名と同じにする
- ブログで扱う内容を入れる
- 【おすすめ】母音を抜いて少し外す
ドメイン名が決まったら早速、WordPressブログを開設しましょう。
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画像をたくさん使って詳しく説明している「ブログの始め方」の記事を参考にしてみてください。
もしブログを始める前に相談したいことがある人は下記の「コメント欄」や「お問い合わせ」、もしくはX(旧twitter)のDMで気軽にご相談ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。